2019年10月16日 WiMAXコラム
GMOとくとくBBとDrive WiMAXを比較!キャッシュバックの注意点!
GMOインターネット株式会社の運営するGMOとくとくBBと、株式会社Twelveの運営するDrive WiMAXを今回は比較します。
どちらもキャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダですが、金額が大きいのはGMOとくとくBBです。
今回は両者のキャンペーンの詳細から料金プラン、端末種類、違約金など紹介します。
現在WiMAXプロバイダ選びで迷っている人は参考にしてみてください。
この記事の目次
契約期間を比較!Drive WiMAX は1年契約が可能!
2019年10月にUQコミュニケーションズで新ギガ放題が発表されました。
これは2年契約の他、期間条件なしで申し込みできるプランです。
残念ながら現時点では、今回比較するGMOとくとくBBもDrive WiMAXも、新ギガ放題には対応していません。
そのためGMOとくとくBBでは、以前からあった「3年」契約での申し込みのみとなります。
一方Drive WiMAXでは、やはり新ギガ放題に対応していないのですが、「1年」契約で申し込むことができます。
※今後両プロバイダとも新ギガ放題に変わることで、契約年数は変更する可能性があります。
料金プランを比較!
料金プランは、GMOとくとくBBとDrive WiMAXのどちらにも、「ギガ放題プラン」と「通常プラン」があります。
ギガ放題プランはひと月に使用できる通信量に制限のないプランです。
一方通常プランは、ひと月の通信量が7GBを超えると速度制限のかかるプランとなります。
これらを踏まえた上でそれぞれの料金プランを見ていきましょう。
GMOとくとくBB | Drive WiMAX | |
ギガ放題プラン | 利用開始月~2ヶ月間:3,609円 3ヶ月目以降:4,263円 |
3,880円 |
通常プラン | 利用開始月以降:3,609円 | 3,196円 |
契約年数 | 3年 | 1年 |
実質費用の詳細については後ほど解説しますが、パッと見るとDrive WiMAXの方が金額は小さいことがわかります。
GMOとくとくBBのように、ギガ放題プランでは4千円代のWiMAXプロバイダがほとんどなので、それを考えるとDrive WiMAXの月額料金はお得です。
キャンペーンを比較!キャッシュバックの金額はGMOとくとくBBが大きい!
GMOとくとくBBとDrive WiMAXのキャンペーン内容を比較します。
どちらもキャッシュバックキャンペーンを実施しているWiMAXです。
GMOとくとくBBのキャンペーンについて
GMOとくとくBBでは、定期的に3万円を超える「キャッシュバックキャンペーン」を実施しています。
キャンペーンは基本的に1ヶ月ごとに内容は変わりますが、時期によっては最大4万円近い金額のときもあるためお得です。
その他、「端末代無料」「クレードル無料」「送料無料」といった特典もあります。
クレードルを無料で貰えるのはGMOとくとくBBだけです。
<<<キャンペーン一覧>>>
・キャッシュバック(※30,000円~)
・端末代無料
・クレードル無料
・送料無料
Drive WiMAXのキャンペーンについて
Drive WiMAXも「キャッシュバックキャンペーン」を実施しています。
金額は最大30,000円です。
30,000円のキャッシュバックを貰うためには、WiMAXの他にウォーターサーバーも合わせて契約しなければいけません。
WiMAXのみの場合は「5,000円」キャッシュバックとなります。
実質費用を比較!キャッシュバックを受け取ってコストを抑える!
GMOとくとくBBとDrive WiMAXの実質費用を紹介します。
それぞれ契約期間が異なるため、GMOとくとくBBは3年間、Drive WiMAXは1年間の金額を計算しました。
なお、ここではGMOとくとくBBのキャッシュバックについては、30,000円としています。
GMOとくとくBBの実質金額
料金プラン | ギガ放題 | 通常プラン |
プラン名 | GMOとくとくBB ギガ放題プラン |
GMOとくとくBB WiMAX2+ ライトプラン |
キャッシュバック | 30,000円 | 34,500円 |
契約期間 | 3年 | 3年 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
端末代 | 無料 | 無料 |
送料 | 無料 | 無料 |
LTEオプション | 無料 | 無料 |
月額料金 | 利用開始月~2ヶ月目:3,609円 3ヶ月目~36ヶ月目:4,263円 |
利用開始月~36ヶ月目:3,609円 |
実質費用 | 124,506円 | 102,924円 |
Drive WiMAXの実質金額
料金プラン | ギガ放題 | 通常プラン |
プラン名 | スマートプランギガ放題 | スマートプランスーパーライト |
キャッシュバック | 5,000円 | 5,000円 |
契約期間 | 1年 | 1年 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
端末代 | 無料 | 無料 |
送料 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 3,880円 | 3,196円 |
実質費用 | 44,560円 | 36,352円 |
Drive WiMAXはWiMAXだけ申し込むと仮定し、キャッシュバックは5,000円で計算しています。
3年契約だとLTE使用料が無料となる
WiMAXルーターはWiMAX2+とau 4G LTEのそれぞれ2つの回線に対応しています。
端末本体の初期設定では、WiMAX2+のみ使用するハイスピードモードに通信モードはなっています。
これを、ハイスピードプラスエリアモードに切り替えることで、au 4G LTEを利用できる仕組みです。
LTEのメリットは、WiMAX2+と比較し障害物に強いため、地下や郊外でも電波が入りやすいことです。
ただし、利用した月は月額料金とは別に、1,005円支払わなくてはいけません。
3年契約のメリットはこのLTE使用料が無料となることです。
WiMAXのキャッシュバックは受取方法がわかりにくいので注意!
今回テーマとなっているGMOとくとくBBとDrive WiMAXは、それぞれキャッシュバックキャンペーンを実施しているWiMAXプロバイダですが、実はWiMAXのキャッシュバックは受取方法がわかりにくく、評判はよくないのです。
Wimaxが更新月なのでwimax2にしようか悩み中
あと、どこと契約するか
受け取るのが面倒なキャッシュバックはいらないな…— ひーちゃん (@tbykand) May 14, 2014
PocketWiFiが2年以上に経ったので、新たに別キャリアで契約してみた。
イーモバイルからWiMAXへ。
キャッシュバックが4万なんだけど、色々と悪い噂がある…(受取通知メールが1年後に来て、返信を逃すと受取れないとか)絶対忘れないようにしよう。
— つけMenおじさん (@bokurarri) January 28, 2014
GMOとくとくBBのキャッシュバック受取方法については、下の関連記事を参考にしてください。
評判の悪い主な理由は、受取まで1年かかること、手続きのメールが広告メールに紛れて見つけにくいことなどです。
Drive WiMAXの場合、最大30,000円のキャッシュバックを貰うためには、WiMAXの他にウォーターサーバーも申し込まなければいけません。
WiMAXだけ契約したい人にとっては利用しにくいキャンペーンです。
また、本来なら各WiMAXの公式サイトに、キャッシュバックの受取方法についての記載があるものですが、Drive WiMAXに関しては一切説明されていません。
この辺りユーザーにやさしいとは言えないです。
スマホセット割りを比較!
WiMAXとauスマホを合わせて使用することで、auの月々の料金が最大1,000円割引となる「auスマートバリューmine」というサービスがあります。
これは残念ながらすべてのWiMAXプロバイダで利用できるものではありません。
GMOとくとくBBでは対応しているのですが、Drive WiMAXについては、auスマートバリューmine未対応です。
auユーザーの方にとって便利なのはGMOとくとくBBです。
取り扱い端末を比較!
実はDrive WiMAXは元々レンタルWiFiの会社でした。
そのため現在でも端末はすべてレンタル扱いとなります。
また、取り扱いのWiMAXルーターはすべて中古端末です。
端末タイプ | GMOとくとくBB | Drive WiMAX |
モバイルルーター | W06,W05,WX05 | W04,W05 |
ホームルーター | L02,HOME01 | L01s |
それぞれ記事執筆時点ではこのようになっています。
Drive WiMAXについては最新機種を取り扱っていませんので気をつけてください。
また、L01sに関しては1年契約ではなく、「3年契約」でのみ申込みできるWiMAXルーターです。
違約金を比較!
GMOとくとくBB・Drive WiMAXに限らず、契約期間の途中で解約した場合、違約金が発生することを覚えておいてください。
3年契約のGMOとくとくBBと、1年契約のDrive WiMAXで、それぞれ違約金の金額は異なります。
GMOとくとくBBの違約金
期間 | 違約金 |
利用開始月~12ヶ月目 | 19,000円 |
13カ月目~24ヶ月目 | 14,000円 |
25ヶ月目以降 | 9,500円 |
Drive WiMAXの違約金
料金プラン | 違約金 |
利用開始月~12ヶ月目 | 19,500円 |
なお、Drive WiMAXの端末はレンタル扱いなので、破損・紛失時は「19,500円」支払わなくてはいけないため注意してください。
契約期間は自動更新
GMOとくとくBBとDrive WiMAXの契約期間はそれぞれ自動更新です。
契約期間満了月の翌月を「契約更新月」と呼び、この期間に解約しないと再び同じ年数の契約がスタートし、途中で解約した場合は違約金を請求されます。
契約更新月に解約すれば違約金は請求されません。
契約後にいつが契約更新月なのか担当者およびサポートセンターに確認しておきましょう。
まとめ
今回はGMOとくとくBBとDrive WiMAXの比較でした。
キャッシュバックは少ないですが、1年間の短い契約期間で申し込みできる、Drive WiMAXは利用しやすいプロバイダです。
高額キャッシュバックが欲しい、LTEを無料で使いたいという場合は、GMOとくとくBBを検討してください。
ただし、どちらもキャッシュバックの受取には十分注意が必要です。
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