元WiMAX販売スタッフが説明するWiMAX情報サイト

基本的にはクーリングオフと似ているのですが、クーリングオフでは、モバイル通信の契約には対応していません。

近年携帯キャリアのプランに見られるように、料金体系が複雑化してきています。WiMAXでも同じです。

そこで、よくわからずに契約してしまったという消費者も増えました。

実際契約した後に話と違う、電波が届かない、なんてことで解約を希望する人もいるのですが、初期契約解除制度が制定されるまでは、違約金を支払わなくては解約ができませんでした。

それではひどいということで、総務省の方で初期契約解除制度の制定に乗り出したわけです。

初期契約解除制度の条件は？

クーリングオフがすべての契約内容を破棄できるのに対して、初期契約解除制度は通信の契約に限ります。

どういうことかと言うと、初期費用や端末代には適用されないということ。

ただし、この端末代の扱いに限ってはプロバイダによってことなるのですが、『確認措置』という制度を利用することで無料となります。

確認措置の条件は端末をプロバイダに送り返すことです。忘れないようにしましょう。

申請期間についての注意点！

初期契約解除制度の申請期間は、プロバイダによっても異なるのですが、『8日～20日』の間におこなう必要があります。

最も多いのは次のケースです。

1．自宅が圏外となる

申し込み時に、エリア判定をおこなっていたにも関わらず、実際に端末を受け取って電源を入れてみたらつながらない、圏外だったというケースもあります。WiMAXを自宅の固定回線の代わりに利用しようと考えていた人にとっては、大問題ですよね？

2．つながるものの、速度が遅い

速度が遅いというのも、利用者にとっては問題です。スムーズにページが切り替わらない、動画が再生できないとなると、快適なインターネット生活が送れません。ですので、このような場合も、初期契約解除制度が利用されます。

速度がでないときに試したいこと

念のため以下のことを確認してみてください。

①無線LANの周波数を2.5GHzから5GHzに変える

WiMAX端末の初期値では、Wi-Fiの周波数が2.5GHzに設定されているのですが、この2.5GHzの特徴は、障害物に強いかわりに、電子レンジ・Bluetoothなどの他製品の電波と干渉しやすいのです。

つまり通信の品質が低下し、速度が遅くなる可能性があります。

そこで、5GHzに無線LANの周波数を切り替えるのです。5GHzの特徴は、他製品の電波と干渉しにくいこと。

なので、通信の品質が低下しにくいと言えます。ただデメリットは、障害物に弱いため、端末が遠くにあると電波が届きにくいということです。

②通信モードをWiMAX2+もしくはLTEに変える

端末によっては、旧WiMAX回線が使えるものもあります。旧WiMAX回線のメリットは、速度制限がかからないということ。

なので、いまだに利用している人も少なくありません。ですが、この回線のデメリットは速度が遅いことです。最大通信速度は13.3Mbpsとなります。

一方でWiMAX2+回線の最大通信速度は、558Mbpsとなっています。WiMAX2+やLTE回線は速度制限の対象ですが、依然と比べ、規制は緩和されてきていますので、切替を検討してみてはいかがでしょうか？

いくら違約金無しで解約できるといっても、手間を考えるとなるべく解約せず使い続けたいですよね？

なので、WiMAXの契約で後悔しないためのポイントについて、お話しします。

Try WiMAXを利用してみる

Q WiMAXで提供されているTry WiMAXを利用するのも手です。最大15日間お好きな端末を好きな場所で使ってみることができます。

自宅で圏外にならないか、速度が遅いことはないか、確認してみましょう。ちなみに利用料金は無料となります。

WiMAXのレンタルサービスを利用する

少しお金がかかってしまいますが、WiMAXのレンタルサービスをやっている会社もあります。

およそ一ヶ月5,000円～と割高ですが、利用する手もあります。

Broad WiMAXの『ご満足保証』を利用する

Broad WiMAXと契約後、WiMAXのサービスに満足できなかったとき、違約金ナシでBroadWiMAXの他のサービスに乗り換えることができるというもの。

ご満足保証の優れているところは、申し込み期限がないことです。

乗り換え可能なサービス紹介

• ・Broad光 NTT東西日本
• ・Yahoo! BB Broadband
• ・Broad LTE

BroadWiMAXご満足保証ページはコチラ

WiMAXは便利なサービスです。それは間違いないのですが、利用するエリアによっては満足に使えないこともあるでしょう。

大切なのは契約してから失敗した、とならないようにあらかじめ対策を練っておくことです。

当然、Try WiMAXを利用するのもありですが、UQ WiMAXは月額料金が少し高いので、そのまま申し込んでしまうと、他社と比較したとき、失敗したと感じるかもしれません。月額料金の安さならBroad WiMAXがオススメです。

BroadWiMAX公式サイトはコチラ

初期契約解除制度の申請期間をあらかじめ調べておき、とりあえず契約してみて、快適に利用できなさそうなら、すぐ初期契約解除するというのもありです。

本記事を参考に、自分にあった方法で、後悔しない申し込みをしてください。