2018年2月2日 WiMAXについて
WiMAXの速度・速度制限、通信制限とは?徹底解説!
WiMAXの速度について解説したいと思います。意外とWiMAXの通信速度や速度制限について詳しくない人も多いはずです。
最大通信速度はどのくらいなのか、速度制限の条件は何なのか、本ページで詳しく解説しているので読んでみてください。
この記事の目次
WiMAXの通信速度について
現在WiMAXの通信速度は最大590Mbpsです。※記事執筆時点
これは、キャリアアグリゲーション技術が進化したことで可能となりました。
【キャリアアグリゲーション】・・・WiMAXでは、WiMAX2+とau 4G LTEの回線を組み合わせることで、最大通信速度590Mbpsを実現しました。
しかし、通信速度はあくまでもベストエフォート。まず、590Mbpsまで出ることはないでしょう。
とは言え、最大速度が上がったということは、それだけ使いやすくなったということに違いはありません。ちなにみ、この最大速度590Mbpsを利用するには、ある条件が必要です。
最大590Mbpsを利用するには?
まず、ハイスピードプラスエリアモードで利用することです。ハイスピードプラスエリアモードは、『WiMAX2+』と『au 4G LTE』が利用できる通信モード。※通信モードの詳しい説明は後ほどします。
そして今後エリア拡大していく予定ですが、記事執筆現在、最大590Mbpsの対応エリアは、『東京都』『愛知県』『大阪府』のみです。
通信モードについて
通信モードの種類は現在3つです。端末の種類によって、どのモードが利用できるかは異なります。
ちなみに各通信モードは、利用している環境によって、モード内の回線が自動的に切り替わる仕組みです。
通信モードの種類 |
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ノーリミットモード
旧WiMAX回線が利用できるモード。唯一速度制限の対象外です。
ハイスピードモード
旧WiMAXとWiMAX2+の二つの回線が利用できるモードです。
ハイスピードプラスエリアモード
WiMAX2+とau 4G LTEの二つの回線が利用できます。
速度制限について
WiMAXでは、回線の品質を保つために、速度制限が設けられています。速度が規制される条件を見てみましょう。
速度制限が発生する条件 |
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3日で10GBを超えた場合
直近3日間の合計通信量が10GBを超えたとき、速度制限が発生します。規制後の速度は最大1Mbpsです。
制限の期間は、3日で10GBを超えた翌日の18時から8時間後の深夜2時までの間となります。
ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えた場合
ハイスピードプラスエリアモードには、7GBの通信量制限が設けてあります。
この7GBを超えると、最大速度は128kbpsに規制されます。また、制限の期間は、7GBを超えた月の間です。翌月には解除されます。
月間7GBプランで制限を超えた場合
月間の通信量が7GBを超えると、速度制限がかかる月額プランがあります。この7GBを超えたとき、最大速度は128kbpsに規制されます。
制限の期間は7GBを超えた月の間です。翌月には解除されます。
速度に関する質問まとめ
プロバイダによって速度は違うのか?
知らない人もいるかもしれません、実はプロバイダによる速度の違いはないのです。
というのも、WiMAXプロバイダはすべて、同じ回線事業者であるUQ WiMAXの回線を利用してサービスを提供しているからです。あっちのプロバイダは速い、こっちのプロバイダは遅い、ということはありません。
最大590Mbps以外のエリアでは速度はどのくらい?
WiMAX2+利用時の最大通信速度は440Mbpsとなっています。
サービス提供エリアはプロバイダによって違う?
通信速度に違いがないように、プロバイダによるサービス提供エリアにも違いはありません。各プロバイダでは、UQ WiMAXの回線を利用しているからです。
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