2019年7月11日 GMOとくとくBB
GMOとくとくBBのホームルーターでオススメは?L02とHOME01を比較
GMOとくとくBBでWiMAXのホームルーターの申込みを考えている人もいると思います。
現在取り扱い中の製品は「L02」と「HOME01」の2つです。
今回はどちらがオススメのホームルーターなのか、それぞれの性能から解説します。
また、ホームルーターのメリット・デメリット、申込み時の注意点についてもあわせて解説するので参考にしてください。
この記事の目次
GMOとくとくBBで取り扱い中のホームルーターの性能を比較!
現在GMOとくとくBBで取り扱い中のホームルーターは、「Speed Wi-Fi HOME L02」と「WiMAX HOME 01」の2つです。
結論から言うと通信速度で選ぶなら「L02」がオススメです。
一方、電波の受信感度で選ぶならWiMAXハイパワーに対応した「HOME01」がオススメとなります。
各ルーターの性能を詳しく見てみましょう。
製品名 | WiMAX HOME 01 | Speed Wi-Fi HOME L02 |
発売日 | 2018年12月7日 | 2019年1月25日 |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | HUAWEI |
カラー | ホワイト | ホワイト |
対応ネットワーク | WiMAX2+/au 4G LTE | WiMAX2+/au 4G LTE |
重さ | 338g | 436g |
サイズ | 70mm×155mm×100mm(W/H/D) | 93mm×178mm×93mm(W/H/D) |
電源 | ACアダプタのみ | ACアダプタのみ |
WiFi規格 | IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯) IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯) |
IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯) IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯) |
最大接続台数 | 22台 | 40台 |
最大速度 | 下り440Mbps/上り75Mbps | 下り最大1.0Gbps/上り75Mbps |
最大通信速度はL02!
ネットサーフィンや動画視聴をインターネットで楽しむ際大事なのは「下り速度」です。
最大速度 | 下り | 上り |
L02 | 1Gbps | 75Mbps |
HOME01 | 440Mbps | 75Mbps |
このように下り最大速度はL02の方が「1Gbps」となっておりHOME01よりも上です。
ただしこの1GbpsはLANケーブルで有線接続した際の速度となります。
WiFi通信の場合だと下り最大速度は「867Mbps」です。
とはいえそれでもL02の方が速度は断然上です。
最大速度の注意点
「最大速度」というのは実際に利用する際に出る速度ではありません。
通信速度は回線の混雑状況や電波の受信状況によって異なるものです。
WiMAXの通信は「ベストエフォート型」のサービスです。
ベストエフォートを和訳すると「最大の努力」となります。
つまり、なるべく最大速度に近い速度が出るように努力はするが、保証はできないということになります。
そのため最大1Gbpsとなっていてもこの速度が出るわけではないのです。
この点を事前に覚えておいてください。
動画視聴に必要な速度は1Mbpsで十分?
実はYouTubeの標準画質の動画を視聴するのに必要な下り速度は1Mbpsです。
そのため最大速度では負けているHOME01でも、実際は問題なく様々なコンテンツを利用するこができます。
ちなみにWiMAXの通常プランで発生する速度制限中の速度は「128kbps」ですが、この速度だと視聴は厳しいです。
L02は最大接続台数が多い!
HOME01の最大接続台数は22台、L02は44台です。
つまりL02の方がより多くの機器をネットにつなぐことができます。
ちなみにモバイルルーターの最大接続台数は10台程度です。
この辺りが複数人で使用することを目的につくられた、ホームルーターとモバイルルーターの違いです。
HOME01の方がL02より接続台数は少ないですが、それでも22台まで通信可能なので十分な気もします。
より多くの機器を接続する可能性のある場合はL02を選びましょう。
HOME01は本体が軽い!
本体の重さはHOME01が338g、L02は436gとなっているためHOME01の方が軽いです。
とはいえ、ホームルーターは基本的に家で利用するものなので、モバイルルーターのように持ち歩くことはないため、それほど重さは気にならないはずです。
HOME01はWiMAXハイパワーに対応!
WiMAXハイパワーは、WiMAXの電波が弱い環境において通信速度を改善させる技術です。
送信パワーを上げることで従来のルーターと比較し受信速度がおよそ70%向上するとされます。(※参考:WiMAXハイパワー対応により通信速度が70%※3アップ)
WiMAXハイパワーはL02には搭載されていません。
ホームルーターのメリット・デメリット
この項目ではホームルーターのメリット・デメリットについて解説します。
モバイルルーターと比べて、どの点で有利なのか気になる人もいると思うので参考にしてください。
メリット
電波が安定する
ホームルーターはモバイルルーターと異なり自宅のコンセントから電力を供給します。
そのためモバイルルーターと比べ、より強い出力でWiFi電波を飛ばすことができるわけです。
また、ホームルーターは360度全方位をカバーする4本の好感度アンテナを備えているため、モバイルルーターではつながりにくい場所でも電波(WiMAX2+・au 4G LTE)をしっかり捕まえることができます。
回線工事がいらない
これは光やADSLなどの固定回線と比べた際のメリットです。
WiMAXは回線工事の必要がないため、申込み後端末を受け取った時点でネットが使えます。
固定回線の場合、申込みの混雑状況によっては回線工事が終わるまで1ヶ月以上待つ場合もあります。
その間ネットが使えないのは致命的です。
接続可能台数が多い!
L02の場合最大接続数は40台となっています。
家族みんなで使うのはもちろん、小規模なオフィスでの利用するのにも適しています。
デメリット
屋外で利用できない
モバイルルーターと比べサイズが大きいこと、電源はACアダプタのみということ、この2つの理由から屋外で利用するには適していません。
通勤時や旅行で使いたい場合はモバイルルーターが適しています。
通信速度は固定回線の方が速い
L02の最大速度は下りが1Gbps、上りが75Mbpsです。
例えばフレッツ光だと上下ともに最大1Gbpsとなります。
さらにauひかりでは上下ともに10Gbpsのプランもあります。
このように最大速度は固定回線がWiMAXと比べて速いです。
また、固定回線は光ファイバーを宅内まで引き込み通信をおこないますが、WiMAXは電波を受信し通信をおこないます。
そのため通信の安定性で考えた場合固定回線が有利です。
GMOとくとくBBでホームルーターを申し込む上での注意点
GMOとくとくBBといえば、高額キャッシュバックキャンペーンがメリットのWiMAXです。
ただし注意点が2つあります。
ひとつは端末種類によって貰えるキャッシュバック額が異なるということです。
つまり希望する端末によってはキャッシュバックの最大金額を受け取ることはできません。
申込みの際は希望するルーターでいくらのキャッシュバックを貰えるのか事前に確認しましょう。
もうひとつはキャッシュバックの受取方法です。
GMOとくとくBBのキャッシュバックは受取方法がわかりにくいことで知られています。
最悪受取れない場合もあるため注意しなくてはいけません。
詳しくは下記の参考記事を読んでみてください。
GMOとくとくBBでホームルーターをオススメしたい人!(まとめ)
通信速度や料金はモバイルルーターと違いありません。
そのためホームルーターは複数人でシェアして通信したい人や、部屋を跨いで通信したい人にオススメのWiMAXルーターです。
もしもあなたが一人暮らしで利用するならモバイルルーターでも十分です。
本記事で解説した通り、通信速度で選ぶならL02を、電波の受信感度で選ぶならHOME01を検討してください。
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