元WiMAX販売スタッフが説明するWiMAX情報サイト

WX01は現在発売されている端末の中で唯一（旧）WiMAX回線が使える製品です。

この機種以外はWiMAX2+とau 4G LTEに対応したものがほとんどですが、WX01はWiMAXとWiMAX2+それぞれの回線に対応しています。

実は最新端末と比べると、WX01は少し前の機種です。

詳しいスペックは後ほどお話しますが、最新のものと比べるとどうしても劣ります。

ですがメリットは（旧）WiMAXが利用できることです。

（旧）WiMAX回線について

現在WiMAXには3日で10GB、月間7GBの速度制限が設けてあります。これは、3日間で10GB以上の通信をおこなった場合に速度制限がかかるというものです。

速度制限がかかると通信速度が大幅に下がるので、普段使えていたサービスもスムーズに使えなくなることもあるでしょう。

ただし、（旧）WiMAX回線には速度制限が存在しません。どんなにネットを使っても速度制限がかからないのです。

とても便利に感じますよね？　まさに『使い放題』『無制限』という言葉が当てはまります。

（旧）WiMAX回線の注意

速度制限がかからないということで便利な（旧）WiMAX回線ですが、注意点があります。それは通信速度とサービス提供エリアです。

速度は、WiMAX2+と比較すると断然遅い。

実際の速度は最大速度よりも落ちることを考えると、（旧）WiMAXは一桁台になるということもあるでしょう。

次にサービス提供エリアについて。

詳細はUQコミュニケーションズのホームページで確認できますが、（旧）WiMAXよりもWiMAX2+の方がエリアは広い。

サービスエリアマップ

スペック比較

最新端末のW05とWX01のスペックをそれぞれ比較してみましょう。

【WX01】

【W05】

スペックは表の通りとなります。

一つずつ見てみましょう。

発売日

現在2018年。最新端末がW05です。なのでWX01は3年前の端末となります。

機械の進歩が速いこの時代、3年という期間はかなり長く感じるのではないでしょうか？

下り最大速度

220Mbpsとなっていますが、これはWiMAX2+回線使用時の数値です。（旧）WiMAX回線では、最大13.3Mbpsとなります。W05は下り最大758Mbpsと何倍も上の数値です。

上り最大速度

インターネットで動画を視聴する際や、ファイルをダウンロードする際は下りの速度が必要です。対して上りの速度はファイルをアップロードするときに必要な速度。

これもW05が112.5Mbpsとなっており断然上ですね。

対応ネットワーク

ノーリミットモードは（旧）WiMAX回線だけ利用できる通信モード。ハイスピードモードは（旧）WiMAXとWiMAX2+が利用できるモードです。WX01はエリアによって自動でノーリミットモードとハイスピードモードが切り替わります。

W05はハイスピードモードに加えてハイスピードプラスエリアモードも利用できます。これは、WiMAX2+とau 4G LTEが利用できる通信モードです。

ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードは手動で切り替えることができます。

LTEはWiMAX2+よりも広いエリアで通信できるのが特徴。

バッテリー使用時間

バッテリーモードはいくつかあるのですが、それぞれ最大の数値を記載しています。

使い方にもよりますが、WX01の方が長い結果となりました。

連続待受け時間

端末がフル充電されているときから電源が切れるまでの連続待受け時間は、W05が850時間と長い。

サイズ

WX01の方が厚さはなく少しスリムです。

重さ

W05が131グラムと若干重い

WX01とW05を比較した結果

利用できる通信モードの他に通信速度が異なりました。あとはそれほど大きく変わりません。

WX01はおすすめの端末なのか、その答えを知るにはノーリミットモード（旧WiMAX回線）の必要性を考える必要があります。

結論から言うと（旧）WiMAXよりもWiMAX2+（ハイスピードモード）の方が使いやすい。

その理由を見てみましょう。

旧WiMAX回線がおすすめできない理由

WiMAX2+の方がエリアは広い

WiMAX2+が登場した当時は（旧）WiMAXのエリアの方が広かったので、有利でした。ですが現在はWiMAX2+の方がエリアは広いです。

ノーリミットモード（旧WiMAX）は遅い

旧WiMAXの最大通信速度は13.3Mbpsとお伝えしました。現在のWiMAX2+の最大速度は758Mbpsです。より速度が出るWiMAX2+の方がダウンロード・動画視聴も有利です。

手動でノーリミットモードへの切り替えができない

速度制限が一切かからない便利なノーリミットモードですが、WX01ではノーリミットモードとハイスピードモードを手動で切り替えることはできません。

つまり、完全に速度制限がかからない使い方ができないのです。

（旧）WiMAXはもうじき無くなるかも？

元々あった（旧）WiMAX回線から現在のWiMAX2+へとメイン回線は移り変わりました。（旧）WiMAXは縮小傾向にあります。

数年前に発売されたWX01以降ノーリミットモード（旧WiMAX回線）が使える端末は発売されていません。

WiMAX2+の速度制限は緩い

ノーリミットモードと異なり速度制限のあるWiMAX2+ですが、制限後の速度は厳しくありません。

速度制限の条件を説明します。

3日間で10GBを超える通信をおこなった場合、18時から深夜2時まで速度制限がかかります。制限中の速度は最大1Mbpsです。

たったの1Mbpsと感じるかもしれませんが、この速度であればYouTubeで動画視聴はできますし、ネットサーフィンをするにしても困ることはありません。

また、速度制限を受けたとしても夜の8時間だけなので、その時間を除けば通常速度で通信できます。

その他の速度制限の注意点

WiMAXサービスでは、3日で10GBの他にも速度制限があります。

一つが、通常プランでひと月7GBを超える通信をおこなった場合、最大速度は月末まで128kbpsとなる。もう一つがLTEの使用量がひと月7GBを超えたとき、やはり月末まで128kbpsとなるというもの。

これら二つの速度制限は要注意です。128kbpsでは動画視聴、ネットサーフィンは厳しいです。読み込むまで時間がかかりストレスとなります。

ノーリミットモードを使わないときは、ハイスピードモード（WiMAX2+が使えるモード）で使い、月額プランはギガ放題（ひと月の制限はない）にします。この使い方なら速度制限はほぼ気にすることはありません。

現在WX01を使っている人もいるかもしれません。長い間使っているとバッテリーの減りが早くなったり、速度に不満を持つ人もいるでしょう。

そこで他のプロバイダに乗り換えを検討している人におすすめしたいことがあります。

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当然最新端末は無料で手に入ります。違約金負担の特典はBroadWiMAXだけのものなので、ぜひ利用してみてください。

今回はWX01についてお話してきました。速度制限のかからないノーリミットモード（旧WiMAX）は便利ですが、手動での切り替えができません。ハイスピードモードに切り替われば3日で10GBの制限はあります。

また、端末のスペックが古いのでWiMAX2+をつかっても最大220Mbpsです。

現在WX01を使っている人はこの機会に最新機種に乗り換えてみてはいかがでしょう。

その際はBroadWiMAXの違約金負担キャンペーンを利用してみてください。