2018年7月3日 WiMAXコラム
WiMAXの契約期間は何年間?長期契約のメリット・デメリット!
WiMAXの契約期間はどの程度なのかあなたはご存じですか? プロバイダはたくさんありますが、大体2年か3年間です。
とはいえ、4年契約ができるプロバイダもあります。今回は長期契約のメリット・デメリットや違約金についての解説です!
この記事の目次
WiMAXの契約期間は?プロバイダごとの違いを紹介!
現在WiMAXのほとんどのプロバイダでは、2年間と3年間の契約が主流となっています。
ですが、どのプロバイダで申し込んでも2年・3年それぞれ選ぶことができるのかというと、そういうわけではありません。プロバイダによっては、3年契約しか選べないということもあります。また、通常プラン(月間7GB)かギガ放題プランかによっても選べる年数が異なる場合もあるのです。
そこで、各プロバイダの契約期間を表にしたので見てください。
プロバイダ | 2年契約 | 3年契約 | ||
通常プラン | ギガ放題プラン | 通常プラン | ギガ放題プラン | |
UQ WiMAX | ○ | ○ | ○ | ○ |
GMOとくとくBB | ○ | ○ | ○ | ○ |
Broad WiMAX | × | × | ○ | ○ |
BIGLOBE WiMAX | ○ | × | ○ | ○ |
So-net WiMAX | ○ | ○ | ○ | ○ |
@nifty WiMAX | × | ○ | × | ○ |
このようにプロバイダによって選べる条件は少しずつ異なります。
特にBroadWiMAXは現在3年契約しか選ぶことができません。この表には記載されていませんが、BroadWiMAXのグループ会社である3WiMAXというプロバイダだと2年契約もしくは、4年契約も選ぶことができます。
※3WiMAXは高額キャッシュバック(3万円以上)が魅力のプロバイダです。
詳しく知りたい人は下の記事を読んでみてください。
WiMAXの契約期間が長いメリット・デメリットは?
契約期間が長いとどんなメリット・デメリットがあるのか、見てみましょう。
契約期間が長いメリット
契約期間が2年以上の場合いくつかメリットがあります。
まずはLTE利用料が無料になるということ。これは3年契約を選ぶことができるすべてのプロバイダで共通したメリットです。
3年以下の契約期間の場合LTE利用月は、月額料金とは別に1,004円~1,005円が請求されます。(料金はプロバイダによって異なる)
【LTE】・・・WiMAXではau のLTE回線であるau 4G LTEを利用することができます。WiMAX2+回線より障害物に強く、利用できるエリアが広いのがメリットです。
プロバイダによっては4年契約を選べる場合もあって、例えば3WiMAXだと4年契約の方が、2年契約よりも月額料金がお得に利用できます。
2年間 月額料金:3,615円
4年間 月額料金:3,495円
端末の機種変更は可能?
長く使っていれば新しい端末もどんどん登場しますし、既存の端末も調子が悪くなるかもしれません。長期契約だとこの点不安だと思いますが、プロバイダごとで機種変更サービスをおこなっているので、最新端末を手に入れることができます。無償の場合もあれば、利用期間に応じて販売価格が変わることも。
契約期間が長いデメリット
利用期間が長くなれば他のプロバイダへの乗り換えがしにくい。後ほど詳しくお話しますが、途中解約をすると違約金が発生するので気を付けなければいけません。
UQ WiMAXの契約期間とプランの種類に注目!
WiMAXの回線元であるUQ WiMAXでは多くのプランがあり、また、利用期間もさまざまなので紹介したいと思います。
まずは下のUQ WiMAXの料金表を見てください。
画像引用:UQコミュニケーションズ
2年・3年に加えて4年契約を選ぶことができます。
UQ Flatツープラス(4年)と記載されていますね? こちらはギガ放題プランではないので、月間7GB以上の通信をおこなうと速度制限がかかります。
ただし、月間7GBの下に赤字で『auスマートバリュー mineご加入者のみ月間データ量上限なし』との記載がありますね?
つまりauのスマホと一緒にWiMAXを使うことで、ギガ放題と同じように月間無制限でネットができるというわけです。
【auスマートバリュー mine】・・・WiMAXとauのスマホを一緒に使うことで受けられる割引サービス。毎月最大1,000円auの料金が安くなります。
旧WiMAXで利用できるプランについて
この他にもUQ WiMAXでは、旧WiMAX回線でのみ利用できるプランがあります。さらに短い期間だけ利用をしたい人に便利なプランなので紹介します。
UQ Flat 年間パスポート
一年ごとの継続利用が条件となっているプランです。
月額料金:3,696円
UQ Step
月々362円から利用できる2段階定額プランとなっています。
月々のパケット量によって月額料金は変動します。金額は最低362円・最大4,743円です。
月額料金:362円,4,743円 ※データ量によって異なる
月額料金:572円
24時間単位でWiMAXが利用できるサービスです。日付単位ではなくあくまでも時間単位での利用。今日の13時に申し込んだら明日の13時まで利用できます。
ただこちらのプランは自分でWiMAX端末を用意しなくてはいけないのがデメリットです。
Try WiMAXなら15日間の利用!
少し話が脱線しますが、15日程度の短い期間だけWiMAXを利用したい人はTry WiMAXが便利です。
こちらは、WiMAXをお試しで利用できるサービスで、電波状況のチェックや端末の操作性を知るのに便利なものですが、短い間だけ利用したい人にも向いています。
しかも料金は無料。とはいえ、端末を紛失した場合や期限までに返却しないと最大2万円の違約金を請求されてしまいますので、注意しましょう。
WiMAXの契約期間と違約金について
契約期間を待たず解約すると高額な違約金を請求されます。これはどのプロバイダでも同じです。
違約金は最大で2万円を超えます。プロバイダGMOとくとくBBが最も高額で、最大24,800円です。
違約金の金額は利用した期間によって異なり、短ければそれだけ高額となります。
GMOとそれ以外のプロバイダで違約金の金額は異なるので、それぞれ2年・3年間の金額を見てみましょう。
2年契約 | |
GMOとくとくBB | その他 |
0ヶ月目~24ヶ月目:24,800円 | 0ヶ月目~12ヶ月目:19,000円 |
25ヶ月目:契約更新月 | 13ヶ月目~24ヶ月目:14,000円 |
26ヶ月目以降:9,500円 | 25ヶ月目:契約更新月 |
26ヶ月目以降:9,500円 |
3年契約 | |
GMOとくとくBB | その他 |
0ヶ月目~24ヶ月目:24,800円 | 0ヶ月目~12ヶ月目:19,000円 |
25ヶ月目~36ヶ月目:9,500円 | 13ヶ月目~24ヶ月目:14,000円 |
37ヶ月目:契約更新月 | 25ヶ月目~36ヶ月目:9,500円 |
37ヶ月目:契約更新月 | |
38ヶ月目以降:9,500円 | 38ヶ月目以降:9,500円 |
あきらかにGMOとくとくBBの違約金は高額ですよね? GMOと言えばキャッシュバックが最も多いプロバイダですが、違約金ももっとも高額なプロバイダなのです。
解約は契約更新月におこないましょう
高額な違約金を支払いたいと思う人はいないでしょう。どうしたら支払わずに済むのかというと、契約更新月に解約することです。
上の表に記載していますが、2年契約で25ヶ月目。3年契約で37ヶ月目が契約更新月となります。
この期間に解約すれば違約金を請求されることはありません。WiMAXを利用する上で契約更新月はとても大切なものなので、覚えておいてください。
乗り換えるならBroadwimaxの違約金負担特典
契約更新月に解約する他にも、違約金を支払わずに済む方法があるのでお伝えします。
それはプロバイダBroadWiMAXの『違約金負担のお乗換えキャンペーン』を利用することです。
現在、他社のWiMAXを利用している場合、違約金を最大19,000円分BroadWiMAXが負担してくれるというものになります。
さらに通常18,857円する初期費用も割引されます。
ほとんどのプロバイダの違約金は最大19,000円なので、うれしい特典ですよね?
※GMOとくとくBBは除く
こちらの特典は、期限付きで実施されているものではないので安心してください。BroadWiMAXのホームページを見ても終了未定となっています。
BroadWiMAXでは3年契約しか選ぶことができませんが、違約金を負担してくれるのは大きいですよね? また、月額料金がWiMAXプロバイダの中で最安なのも魅力です。
興味のある人は利用してみてください。
まとめ
今回はWiMAXの契約期間についてお伝えしてきました。
今まで2年・3年プランについては聞いたことがあったという人も、4年プランについては初めて知ったという人もいるのではないでしょうか?
長期契約の最大のメリットは、LTE使用料が無料になるということでしょう。WiMAX2+は全国で利用できますが、LTEの方がエリア範囲は広いです。地下街でも電波が入りやすい。
各プロバイダで機種変更特典を設けているのも安心です。
この機会に興味のある人は長期契約で申し込んでみてはいかがでしょうか?
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