元WiMAX販売スタッフが説明するWiMAX情報サイト

実は端末本体一式には充電器は付属されていないのです。なのでコンセントからの充電ができません。

下記はW04に同梱されている物です。

この中で端末本体を充電するためには、赤枠で囲ってある黒いコードを使います。

こちらは、『USB3.0Type-C変換ケーブル』と呼ばれるものです。

ただ、このケーブルだけで充電するにはパソコンのUSBポートに接続しなければいけません。つまり電源コンセントからの充電には対応していないのです。

いつもパソコンからしか充電できないのは不便ですよね？

そこで、コンセントから充電するためにはどうしたらよいのか、実は3つの方法があります。

コンセントから充電するための3つの方法

1．USB電源変換用アダプタを使う

2．ACアダプタを使う

3．クレードルを使う

それぞれ見ていきましょう。

USB電源変換用アダプタを使う

画像引用：amazon.co.jp

上の画像はamazonで販売されているのもですが、値段は186円（税込）となっていました。

※詳しくは、下記リンクを参照ください。

USB AC アダブター｜amazon.co.jp

このUSB電源変換用アダプタに、USB3.0Type-C変換ケーブルのUSB側を挿して使います。

USB電源変換用アダプタは安価で手に入るのでおすすめです。

ACアダプタを使う

画像引用：UQコミュニケーションズ

こちらのACアダプタはUQコミュニケーションズで、『ＴｙｐｅＣ共通ＡＣアダプタ０１Ｕ』という名で販売されているもの。

価格は2,970円（税込）です。USB電源変換用アダプタと比べると値段のするものですが、『Quick ChargeTM3.0』に対応しているため充電速度が速い。

※USB充電の約3倍の速さでフル充電ができます。

Quick Charge（クイックチャージ）とは

クレードルを使う

こちらがクレードルです。

こんな感じで端末を載せることができます。

この状態でクレードル背面にACアダプタを挿すことで、電源コンセントから充電できるわけです。

ちなみにクレードルの値段は端末の種類によって異なりますが、W04だと3,402円（税込）となっていました。

他のクレードルの価格はUQアクセサリーショップのページで確認できるので、興味のある人はチェックしてみてください。

UQアクセサリーショップ

あまり安いとは言えないクレードルは必要なのか？　ACアダプタだけでいいのでは？　と感じた人もいるでしょう。

結論から言うとあると便利です。

この項目ではクレードルの使い方とメリットをお伝えします。

クレードルの使い方

クレードルはひと昔前の携帯スタンドと似ています。

つまり使い方は端末を載せるだけでOKです。難しいことはありません。

クレードルには、有線LANポートの他USB端子、アダプタを接続するための給電端子が搭載されています。

クレードルのメリット

クレードルの拡張アンテナで電波の受信感度が上がる

すべてのクレードルではないのですが、WX03やWX04のクレードルにはWウィングアンテナが付属されています。

このアンテナのおかげで全方位的に電波をキャッチできるため、受信感度が向上。つまり通信状況が安定します。

WXシリーズはクレードルを使うことで、家の中外で快適にネットが使えるのです。

【Speed Wi-Fi NEXT WX03】

画像引用：UQコミュニケーションズ

【Speed Wi-Fi NEXT WX04】

画像引用：UQコミュニケーションズ

電波を受信しやすい場所にセットできる

WiMAX端末は置き場所によって、電波の受信感度が異なります。基本的には窓側に置くと障害物が少なくおすすめです。

とは言え、窓側でも少しの位置で電波状況が異なることもあります。そんなときクレードルがあると、端末が固定されるので動かしやすい。

その他、端末の置き場所が決まるため家の中で行方不明になるということも減るでしょう。

また、家で利用するときはクレードルにセットして使う癖をつけておけば、充電のし忘れ防止にもつながります。

パソコンと有線接続できる

WiMAX端末と機器の間はWiFi通信によってつながります。WiFiは端末がある程度離れた場所に置いてあっても通信できるので便利なのですが、有線接続と比べ通信が安定しないこともあるのです。

そんなときクレードルがあれば、LANケーブルが挿せるためパソコンと有線接続できます。

今まで、電波状況がいまいちと感じていた人はぜひ試してみてください。

無線LANに対応していないパソコンでもWiMAXが使える

最近ではスマホ・タブレット・ゲーム機などほとんどの機器が無線LANに対応していますが、中には無線LANに対応していないノートパソコンもあります。

その場合有線接続しかできないわけですが、その際クレードルがあればLANケーブルによる接続ができるので便利です。無線LANに対応していないパソコンでもWiMAXを使った通信が可能となります。

画像のノートパソコンは無線LANが使えるものですが、イメージとしてはこんな感じです。

肝心なクレードルの入手場所はどこなのかについてお話します。

・WiMAX申込み時に購入する

・UQアクセサリーショップで購入する

・家電量販店やネットショップで購入する

WiMAX申込み時に購入する

各プロバイダからWiMAXを申し込むときに、端末と合わせてクレードルを購入できます。

GMOとくとくBBだけクレードルが無料となっていますが、他のプロバイダでは有料です。

※プロバイダによっては、選べる端末の種類が少ないことも。すると、当然クレードルの種類も少ないということになります。

UQアクセサリーショップで購入する

UQコミュニケーションズが運営するWiMAX2+機器用アクセサリーショップです。

会員登録をすることで、UQ WiMAX以外を利用している人でも購入可能。

クレードルの他にも、ACアダプタや電池パックなども販売されています。

UQコミュニケーションズが運営しているだけあって、旧機種のクレードルも揃っているので嬉しい。

UQアクセサリーショップ

家電量販店やネットショップで購入する

一部の家電量販店でクレードルを購入することができます。よく行く家電量販店だとポイントが貯まっていることもあるでしょう。それを利用し購入するのも手です。

その他amazonなどのネットショップで購入することもできます。

すべてで言えることですが、端末とクレードルは合ったものを購入してください。

端末種類とクレードルが合っていないと使うことができません。

そういえば普段、車内でps4で遊んでるわけで回線はポケットWi-Fiなのよ。必然的に回線弱者なわけで、少しでも改善を考えた結果、クレードルをつかってWi-Fiとps4を有線にすることにした。自分が使ってるのはWiMAXのWX03なんだけど、専用のクレードルが優秀らしい。とりあえず週末にトライ

— 快楽パロディウス (@kp_kairaku_paro) April 16, 2018

この方は、PS4をWiMAXで遊ぶために、WX03とそのクレードルを利用してみるとのこと。

本記事でも説明しましたが、WX03のクレードルには、Wウィングアンテナが付属されていて、電波の感度が他のクレードルより強いのです。試す価値あります。

今月末にWiMAXのプロバイダ変えてクレードルも買って有線で繋いでオンライン環境が安定したら（予定）シージ買おうかな

— あんざい (@anzai400) February 10, 2018

本記事でも説明しましたが、この方の言うようにクレードルを有線接続で使うと通信が安定します。

佐川急便が届けてくれたものはWiMAX WX04用クレードル。

家の同じ場所で接続してみたが、かなりの感度アップ。
でも、結構なお値段だけであるので有LANで繋げる環境なら…と。(A^_^;) pic.twitter.com/ffr4nm1z3f

— さしみ(さしみぶろぐ管理人) (@sashimi758) March 31, 2018

この方はWX04のクレードルを使用しているとのこと。WX04もWウィングアンテナが付属した物です。やはり電波感度はアップしたようですね。この方の言うようにクレードルは安いものではありませんが、電波環境がよくなるなら購入するのもありです。

※WX04クレードルの価格は、3,980円（税込）です

今回はWiMAXに充電器は必要か、またクレードルのメリットについてお伝えしてきました。

もう一度まとめると、端末一式ではパソコンでのみ充電できるが、電源コンセントからは充電できないということ。

コンセントから充電するには、ACアダプタ・USB電源変換用アダプタが必要となります。

クレードルの一番のメリットは有線接続できること。特にパソコンでWiMAXを使う人はあると便利です。

一方クレードルのデメリットについては記載しませんでしたが、こちらは値段がするということ。ただWX03やWX04のようにクレードルにアンテナが付属した物などは電波環境の改善のために役立つのでおすすめです。