元WiMAX販売スタッフが説明するWiMAX情報サイト

WiMAXと聞くとUQ WiMAXを思い浮かべる人も多いかもしれません。

UQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAXは、CMや雑誌の広告でも度々見かけるほど知られた会社です。

また、WiMAXの回線提供元でもありますので、この会社で契約すれば間違いないように思うでしょう。

ちなみに回線元であるUQ WiMAXはMNO（移動体通信事業者）と呼ばれ、自社で通信サービスを提供しているわけですが、もう一つMVNO（仮想移動体通信事業者）があります。

こちらは、自社で通信回線を持たずMNOから回線網を借りてサービスを提供する形です。

WiMAXに申し込むにあたって、お得なのはプロバイダであるMVNOで契約することです。

どうして、回線元であるUQ WiMAXではないのでしょうか？

その理由を説明します。

UQ WiMAXがおすすめできない理由

基本的に他社と比べ得てUQ WiMAXの料金は安くないのがその理由です。詳しく見ていきましょう。

端末代が有料

どのプロバイダでも端末代はすべて無料です。GMOとくとくBBに限ってはクレードル代も無料となります。しかし、UQ WiMAXの端末は無料ではありません。

端末代は800円です。中でも旧機種であるWX01だけは1円となっています。

いくら千円かからないと言っても、他社が無料なことを考えるとお得に感じません。

月額料金が安いわけではない

他社の月額料金と比べたときにUQ WiMAXは安いわけではありません。むしろ高い方です。

表を見てもらうと、DTI WiMAXやBroadWiMAXの方が安いことがわかりますよね？

プロバイダで申し込むメリット

キャンペーンが豊富

プロバイダのキャンペーンはUQ WiMAXと比べてお得なものが多いのが理由です。例えば以下のようなキャンペーンがあります。

・高額キャッシュバック　※3万円以上

・月額料金割引

・他社の違約金負担　※WiMAXサービスに限る

・初期費用無料

など。

一方UQ WiMAXでは、1万円のキャッシュバック（期間によっては商品券）です。キャッシュバックは最大1万円ですが、最低だと3千円の商品券となります。

時期によって貰える金額は変わるとはいえ、他社のキャッシュバックでは3万円以上のことも珍しくありませんので、比較するとUQ WiMAXは物足りない印象です。

月額料金が安い

先ほどの月額料金表を見てもらってわかると思いますが、UQ WiMAXよりも安く利用できるプロバイダは他にあります。

特にBroadWiMAXとDTI WiMAXは安めです。Broad WiMAXの7GBプランに至っては月々2千円台で利用できます。

今の時代ネット代は家庭の固定費の一つです。なるべく月々の費用は抑えたいですよね？

WiMAXの契約期間はプロバイダによって2年や3年となっていますが、WiMAXプロバイダを選ぶ上で大切なことの一つは、トータルコストを知ることです。

利用期間の支払いの合計からどのプロバイダが最もお得かを判断します。

最近では3年契約のプロバイダが増えたので、3年間で利用した場合の各トータルコストを見てみましょう。

また、料金プランはギガ放題で比較しています。キャッシュバックキャンペーンの金額・月額料金は記事執筆時のものですのでご了承ください。

表の合計金額はキャッシュバックの金額によって変わるものですが、現在はこのようになっています。

きちんとキャッシュバックを受け取った場合、So-net WiMAXが最もコスパがよいことになるでしょう。

145,732円のUQ WiMAXと比べて108,610円のSo-net WiMAXとの差は37,122円です。この金額は大きいですよね？

「ではSo-net WiMAXに申し込もう」と決める前に知っておいてほしいことがあります。それはキャッシュバックキャンペーンの注意点についてです。

合計金額を抑えるとってもお得なキャッシュバックですが、実は受取方法で気を付けることがあります。この項目で記載していることはほとんどのキャッシュバックを実施しているプロバイダで当てはまるものです。

申し込み後すぐ受け取れない

キャッシュバックは申込み後すぐに受け取ることができません。およそ一年経つ頃ようやく受け取れます。

※UQ WiMAXのキャッシュバックのみ申込みの翌々月までには受け取れます。

キャッシュバックは申請しないと受け取れない

一年経てば自動的に金額が送られてくるわけではありません。自分で受取口座を申請する必要があります。

申請期間はおよそ一ヶ月間。この期間に申請しないとキャッシュバックは無効となります。

また、申請できるのはキャッシュバックの受取が適用される月。つまり一年ほど経過したときです。

キャッシュバックの受取が適用される月になるとメールが届くのですが、そのメールの内容に従って受取口座を申請するというのが一般的な流れです。

プロバイダによってはキャッシュバック通知メールが専用アドレスに届く

どういうことかというと、キャッシュバックの受取月になるとキャッシュバックの通知メールが届きます。このメールに従って受取口座を申請するわけですが、このメールはプロバイダ専用のメールアドレス宛に届きます。

プロバイダによっては、通常プライベートで使っているメールアドレス宛に届かない場合もあるので注意が必要です。メールを見逃して受取口座の申請をしないと、キャッシュバックは無効となります。

キャッシュバックの受取の注意点を知ってもらいました。実はキャッシュバックを逃したという人も多いのです。

WiMAXのキャッシュバック36800円、受け取り逃したわ。契約して一年後に送られてくるメールに45日以内に口座番号送らないとダメとは。そのメールもネット上のメールで気づかない。使ってないし解約しようかと思ったら違約金24800円。WiMAX、エグいわ。被害者多いらしいぞ。

— ありしん@はてな民 (@arishinizm) March 19, 2014

この方はどのプロバイダを利用しているかの記載はありませんが、キャッシュバックを逃したということです。36,800円という金額からGMOかもしれません。

wimaxのキャッシュバック期限を逃した愚か者が私です。

— 団長 (@Fate0418) March 12, 2014

この方も逃したとのことでした。

キャッシュバックを受け取れなかったという口コミは少なくありません。

本当にお得なプロバイダ

本当にお得というのは、キャッシュバックの受取忘れがないプロバイダです。つまりどういうことかというと、キャッシュバックがないプロバイダを選ぶことです。

キャッシュバックのないプロバイダは『BroadWiMAX』と『DTI WiMAX』の二つです。

このうちトータルコストで考えるとBroadWiMAXが一番となります。

またBroadWiMAXでは、他社の違約金を最大19,000円分負担してくれる特典や、端末が故障したときの保証オプションなどサービスが充実しているので使いやすい。

時間がない人に本当におすすめしたいプロバイダとその理由に納得してもらえましたか？

急いでいる人はキャッシュバック額だけで判断するところですが、それだけでは損をしてしまう可能性があります。受け取れない場合があるからです。

トータルコスト、月額料金で選ぶとBroadWiMAXが一番です。

早くWiMAXに申込みたい人はぜひBroadWiMAXを選んでみてください。