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2018年11月1日 WiMAXコラム

WiMAXとフレッツ光のメリット・デメリット!使いやすいのは?

今回は意外と迷っている人も多いのではないでしょうか? WiMAXとフレッツ光の比較をしたいと思います。

 

モバイルインターネットと固定回線、それぞれメリット・デメリットはあります。当然料金も異なるものです。

 

本記事を参考にあなたの使い方に合ったサービスを選んでください。

WiMAXとは?フレッツ光とは?

 

どちらもインターネットをおこなうための回線ですが、特徴が異なります。

 

WiMAX

 

スマホの4G/LTEと同じ移動体通信方式の規格のひとつです。

 

KDDIグループのUQコミュニケーションズによってサービス提供されています。

 

WiMAXは小型のルーターで電波を受信しインターネットをおこないます。家の内外問わずネットができるので便利です。

 

回線が開通するまでに工事が必要ないので、申込み後すぐ使えるのも特徴です。

 

ただし、キャリア(docomo・au・ソフトバンクなど)と違ってそのままでは通話することはできません。

 

通話するためにはスマホなどに、IP電話アプリ(LINE・Skype・050 plus)をインストールしなければいけません。

 

一台のルーターで、スマホやタブレット、ゲーム機など複数の機器を接続できます。

 

WiMAXのサービス自体は2009年にスタートしたばかりなので、比較的歴史は浅いのですが、開始当初最大速度は40Mbpsほどだったのが、現在では最大758Mbpsまで向上しました。

 

ちなみに当初はWiMAX回線がメイン回線として使われていましたが、現在はWiMAX2+回線が主流です。

 

一方でデメリットは無線通信のため、固定回線と比べると通信が不安定なときがあります

 

ただし、利用する環境によっては光回線よりも快適な速度で使用することも可能です。

 

フレッツ光

 

フレッツ光とはNTTの提供する光回線インターネットのことです。

 

光回線イコール、フレッツ光と認識している人も多いかもしれませんが、そうではなく、あくまでNTTの光回線の商品名となります。

 

WiMAXとの一番の違いは固定回線ということ。

 

直接自宅に回線を引き込んで接続するため通信が安定しやすいのが特徴です。

 

また、通信速度もWiMAXと比べ最大1Gbpsと高速なため、高画質の動画を再生したり、大容量ファイルをダウンロードしたりするのに有利です。

 

デメリットは契約後に回線工事があること。最大一ヶ月程度時間がかかります

WiMAXとフレッツ光の速度比較

 

インターネットをする上で通信速度は気になると思います。

 

WiMAXとフレッツ光の速度を比較してみましょう。

 

ここでは最大速度と実効速度を比べてみます。

 

【最大速度】・・・WiMAXもフレッツ光もベストエフォート型の通信です。これは「最大限努力します」といった意味です。つまり、実際に記載されている最大速度は保証しないということになります。

 

【実効速度】・・・理論上の最大速度を表すものではなく、一般的な利用環境での速度を表すものです。

 

WiMAXとフレッツ光の最大速度

 

  下り 上り
WiMAX 758Mbps 112.5Mbps
フレッツ光 1Gbps 1Gbps

 

WiMAXとフレッツ光の実効速度

 

こちらはツイッターの口コミを参考にしました。

 

【WiMAX】

 

 

 

 

【フレッツ光】

 

 

 

 

比べてみると…

 

最大速度の速いフレッツ光だと100Mbps近い数値が出ることもあるようですが、使う環境によってはまったく出ないことも

 

下のような口コミもありました。

 

 

つまり最大速度が速いからと言って、いつでも快適とは言えないということです。

WiMAXとフレッツ光の料金比較

 

それぞれの料金を見てみましょう。

 

WiMAXは月額料金の安いBroadWiMAXの料金を、フレッツ光は戸建て・集合住宅で、それぞれフレッツ光ネクストプランの最安プロバイダBB.exciteの料金をもとに比較します。

 

  BroadWiMAX フレッツ光(戸建て) フレッツ光(集合住宅)
月額料金 3,411円 5,200円 3,550円
工事費 0円 18,000円 15,000円
事務手数料 3,000円 800円 800円

 

BroadWiMAXとフレッツ光の集合住宅の月額料金が近いですが、光回線は工事費が高額です。

WiMAXはルーターを受取ればそれで利用開始となるので、工事費がかかりません。

 

事務手数料はBroadWiMAXが3,000円となっておりフレッツ光と比べて高いのがわかります。

 

※WiMAXはプロバイダに関係なく事務手数料は3,000円となります。

WiMAXとフレッツ光、メリット・デメリットまとめ

 

ここで改めてWiMAXとフレッツ光のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。

 

WiMAXのメリット

 

外出先で利用できること

 

自宅で利用できるのはもちろん、外出先でもWiMAXルーターがあればネットができます。公衆無線LANだと無料で使えますが、限られたエリアでしか利用できません。また、公衆無線LANの場合通信が暗号化されていないこともあり、盗聴されやすいというデメリットがあります。一方WiMAXは暗号化された通信なので公衆無線LANよりも安全です。

 

申込み後、利用開始までの期間が早い

 

フレッツ光をはじめとする固定回線は、申込み後すぐに使うことはできないとお伝えしました。一方のWiMAXは申込み当日から利用することができます

 

ただし、店舗で直接受け取ることができるプロバイダに限ります。料金紹介で伝えたBroadWiMAXも、店舗受取可能なプロバイダのひとつです。

 

料金が安い

 

フレッツ光と比較した場合WiMAXの料金が安いとお伝えしました。

 

通信速度がいつでもWiMAXよりも快適というなら、フレッツ光の料金が高いのもわかりますが、口コミの結果そうではありませんでした。

 

料金を抑えたいならWiMAXがおすすめです。

 

LTEが利用できる

 

WiMAXでは、UQコミュニケーションズと同じグループ会社、auのLTE回線が利用できます。

 

WiMAX2+と比較し、LTE回線のメリットは利用できるエリアが広いということです。

 

詳しくは下のリンク先を確認してください。

 

サービスエリアマップ

 

またLTEは、WiMAX2+が苦手とする地下でも比較的電波がつながりやすいのが特徴です。

 

auユーザーは毎月のスマホ代がお得に

 

auのスマホとWiMAXをセットで利用することで、auのスマホ料金が安くなるスマートバリューの適用が可能となります。割引額は月額最大1,000円です。

 

ルーター代は無料

 

UQ WiMAX以外のプロバイダに限りますが、ルーター代金は無料となります。本来定価2万円するものなのでお得です。

 

機種変更が無料

 

多くのプロバイダでは20ヶ月以上利用することを条件に、無料で機種変更に対応してくれます。

 

WiMAXのルーターは毎年新作モデルが発売されるので、契約時には最新機種だったとしても、時間が経つにつれ古くなります。無料でスペックの高い最新機種と交換してくれるのは便利です。

 

WiMAXのデメリット

 

場所によっては電波が入りにくい

 

WiMAX2+の電波は地下や建物の奥だと入りにくいこともあります。また、WiMAXは「全人口カバー率90%」達成と言われますが、日本全国どの場所でも電波が入りやすいというわけではありません。

 

郊外や山間部だとつながりにくいこともあるでしょう。

 

それとフレッツ光にも言えることですが、ネットを使う人が多い時間帯である夜は、つながりにくい場合もあるということは覚えておいてください。

 

3日で10GBの速度制限がある

 

WiMAXで気をつける点は速度制限です。3日で10GB以上のデータ通信をおこなうと、速度制限がかかり最大速度は1Mbpsとなります

 

詳しくは記事の一番下の関連記事を参考にしてください。

 

フレッツ光のメリット

 

速度が速い

 

フレッツ光の最大速度は1Gbpsとなっており、WiMAXと比べ速いことをお伝えしました。

 

最大速度はベストエフォートということもお伝えしましたが、利用する環境によってはやはりWiMAXよりも速い場合があるということです。

 

オンラインゲームに向いている

 

オンラインゲームをする上でPING値というものが重要になってきます。PING値は低ければその分快適にゲームができます。このPING値がWiMAXと比べフレッツ光(光回線)の方が低い。つまりオンラインゲームをするのに向いているのはフレッツ光だと言えます。

 

ひかり電話が利用できる

 

光ファイバーを利用したひかり電話の利用も可能です。メリットは通話料が安いこと。今までNTTの番号を使っていた人は、番号を変えずに乗り換えできます。

 

アンテナ不要で地デジ/BSデジタルが視聴できる

 

光回線を利用するため、自宅にアンテナの設置は必要ありません。ただしひかりTVチューナー(有料)は必要です。

 

フレッツ光のデメリット

 

利用開始まで時間がかかる

 

申込み後、工事の日程を調整し、着工そして無線設定を経てはじめて利用開始となります。3週間、もしくは一ヶ月はかかると思っておいた方がよいでしょう

 

工事費がかかる

 

フレッツ光では工事費が毎月の支払に分割請求となります。全額支払う前に解約すれば残りの金額を一括で支払わなければいけません

 

家でしかネットできない

 

フレッツ光は固定回線なので、回線工事した家でしかネットできません。

まとめ

 

WiMAXとフレッツ光を比較してきました。

 

互いに利用目的が異なりますが、例えばあなたが一人暮らしをしているとして、料金を抑えたいならWiMAXを使うことで、家の内外でネットできるので便利です。

 

WiMAXの通信速度が気になる人もいると思いますが、光回線だからと言って、常に快適な通信が期待できるわけではありません。

 

もしもWiMAX選ぶ場合は月額料金の安いBroadWiMAXがおすすめです。

 

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