2018年2月14日 WiMAXコラム
LTEオプション無料プランはお得?条件・注意点をチェック!
2017年、UQコミュニケーションズから発表されたプランに、LTEオプション無料があります。
利用した月は別途料金が発生するLTEですが、ある条件を満たすことで、無料で使えるというもの。
お得に聞こえますが、詳細を見てもらうと素直に喜べないかもしれません。
一体どういう条件なのか、注意点も踏まえて見ていきましょう!
この記事の目次
LTEオプション無料プランとは?
そもそもWiMAXのサービスには、LTEオプションというものがあります。
通常利用した月は別途1,005円発生するものなのですが、ある条件の元、契約をすることで、LTEを利用した月でも料金が発生しないというものがLTEオプション無料プランです。
WiMAXで利用できるLTEは、auのLTEである、au 4G LTEです。
現在WiMAXの電波は、都心部の人口カバー率99%となっています。
しかし、地下街や山間部といった場所では電波が入りにくいということが多々あるのです。
これはWiMAXの電波が障害物に弱いことに関係しています。
一方LTEですと、利用する電波が異なるため、地下街や山間部などでも電波が入りやすい。
つまりネットにつながりやすいと言えます。
提供しているプロバイダは?
LTEオプションの無料プランを提供しているのは、UQ WiMAXやプロバイダとなります。
サービス開始当初はUQ WiMAXでのみ提供されていましたが、現在はほとんどのプロバイダで利用することができます。
LTEオプションはどんな人に向いている?
先ほどもお伝えした通り、ほとんどのエリアでWiMAXが利用できるので、LTEが必要なのかわからない、と考える人もいるでしょう。
現在WiMAXを使っていて不便を感じていない人なら、LTEは必要ありません。
また、現在ハイスピードプラスエリアモード未対応機種を使っている人も必要ないです。
これから新規でWiMAXを契約する人は、TryWiMAXを利用して、実際の利用する場所でLTEが必要ないかチェックしてみるとよいでしょう。
無料となる条件を知る!
LTEオプションが無料となるには、条件があります。
それは、『3年契約』で利用すること。
通常今までだと、2年契約で申し込んでいる人がほとんどのはずです。それを一年長く利用することで、LTEオプションが無料となります。
これはつまりLTEを無料にしてあげるから、あと一年使ってね、と言われているようなものですね。
今まで2年ごとに新しいプロバイダに乗り換えていた人にとっては、考えてしまう条件と言えます。
途中解約は違約金が請求される
2年契約のときと同様、契約更新月以外に解約した場合は違約金が発生します。
UQ WiMAXをはじめとする、ほとんどのプロバイダの違約金は以下のようになっていました。
- ・1年目の解約:19,000円
- ・2年目の解約:14,000円
- ・3年目以降の解約:9,500円
つまり、上記違約金がLTEオプション無料プラン利用時でも、解約時期によっては発生するということです。
月間7GBの通信量制限がある
2年契約と同様、LTEオプション無料プランでも、月間7GBの通信量制限はありますし、超過した場合の速度制限もあります。
3年契約が条件
どんどん端末やサービスが進化していく中で、3年間利用しなければいけないのは不便と言えます。
さらに端末のバッテリーも使い込んでいく内に弱っていくことも考えられるでしょう。
端末によってはLTEが利用できない
LTEはすべての端末で利用できるわけではありません。
現在最新端末である、W04などはLTEに対応していますが、WX03などはWiMAX2+にしか対応していません。
よって、LTEオプション無料プランを利用するのであれば、ハイスピードプラスエリアモードに対応した機種を選ぶ必要があります。
まとめ
一見便利なように思える、LTEオプション無料プランなのですが、おすすめできる人は現状多くありません。
何と言っても3年間の継続利用は不便。
月間7GBの制限が無くなるのなら、利用してみようかなと思う人もいるかもしれませんが。
そもそも、WiMAXの電波が入る人ならあまり使う機会もないでしょう。
今後もっと使いやすい条件に改善されるのを期待したいところです。
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