2018年11月22日 WiMAXコラム
JPWiMAXとBroadWiMAX料金・サービスでお得なのはどっち?
月額料金の安いJPWiMAXとBroadWiMAX。
この2社で迷っている人は多いと思います。
そこで料金・サービスをわかりやすく比較しました。
あなたにあったプロバイダはどちらかチェックしてみましょう!
JPWiMAXとBroadWiMAXの料金を比較!
WiMAXプロバイダは数多くありますが、中でも月額料金の安さで知られているのは「JPWiMAX」と「BroadWiMAX」の2つです。
どちらも3年契約でしか申し込むことはできませんが、UQ WiMAXやGMOとくとくBBといったメジャーなプロバイダよりも安く利用することができます。
早速、JPWiMAXとBroadWiMAXそれぞれの料金を比較してみたいと思います。
※本記事で記載している金額はすべて税抜表示です。
JPWiMAX | BroadWiMAX | |
月額料金 | 1ヶ月目~3ヶ月目:2,800円 4ヶ月目~24ヶ月目:3,500円 25ヶ月目以降:4,100円 |
1ヶ月目~3ヶ月目:2,726円 4ヶ月目~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目以降:4,011円 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
初期費用 | 0円 | 18,857円 |
端末代金 | 0円 | 0円 |
送料 | 0円 | 0円 |
表を見て気になるのがBroadWiMAXの初期費用でしょう。
JPWiMAXでは無料なのに、それが「18,857円」と高額なBroadWiMAXの初期費用。
これではBroadWiMAXを選ぶと損をすると感じる人は多いと思います。
しかし、この初期費用18,857円は以下の条件に当てはまると「無料」となります。
・クレジットカード払い
・WEBからの申込み
・オプションサービスに加入する
以上の条件はBroadWiMAXの「初期費用0円!Web割キャンペーン!」の適用条件となっているものです。
一方JPWiMAXの方にも割引があります。
1ヶ月目~3ヶ月目までの月額料金が2,800円となっていますが、こちら「実質」無料となるのです。
「実質」となっているところがポイントです。
JPWiMAXでは「Amazonギフト券10,000円」のキャンペーンを実施しています。
このAmazonギフト券10,000円を受取ることで、3ヶ月分の料金が実質無料となるわけです。
※2,800円(税抜)×3=8,400円(税込9,072円)
現金ではないとはいえ、商品豊富で使いやすい通販サイトである「Amazon」のギフト券はお得です。
※Amazonギフト券は申込み後すぐ発送されますが、月々の支払いは発生します。
ちなみにUQ WiMAX・GMOとくとくBBの月額料金も紹介しておくと、
UQ WiMAX:月額4,380円
GMOとくとくBB:月額4,263円
です。
JPWiMAXとBroadWiMAXの割引も踏まえて、3年間の実質費用を計算してみましょう。
JPWiMAX | BroadWiMAX | |
月額料金 | 1ヶ月目~3ヶ月目:0円 4ヶ月目~24ヶ月目:3,500円 25ヶ月目以降:4,100円 |
1ヶ月目~3ヶ月目:2,726円 4ヶ月目~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目以降:4,011円 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
初期費用 | 0円 | 0円 |
端末代金 | 0円 | 0円 |
送料 | 0円 | 0円 |
3年間の実質金額 | 125,700円 | 132,009円 |
JPWiMAX「125,700円」、BroadWiMAX「132,009円」となり、その差6,309円でJPWiMAXの方が3年間の実質金額がお得ということがわかりました。
JPWiMAXの注意点について
実質金額がBroadWiMAXよりお得なJPWiMAXでしたが、次の注意点は申込み前に必ず覚えておいてください。
違約金が高額!
JPWiMAXの契約期間は3年間とお伝えしました。途中で解約すると違約金が発生します。
違約金自体はBroadWiMAXをはじめ他社でもあるものですが、JPWiMAXの違約金は得に高額です。
【違約金】
・1~12ヶ月目:30,000円
・13ヶ月目~36ヶ月目:25,000円
・3年目以降更新月以外:9,500円
となっています。
BroadWiMAXをはじめとするほとんどのプロバイダの場合、1年以内の解約が19,000円。2年目の解約で14,000円、3年目以降契約更新月以外の解約が9,500円です。
つまりJPWiMAXは、3年目までの違約金が他社より1万円ほど高いことになります。
そしてさらにJPWiMAXの場合「端末違約金」もあるのです。
実はJPWiMAXの端末は24ヶ月間レンタル扱いとなります。
※レンタルと言っても新品が貰えます。
つまり、24ヶ月の間に解約および端末を紛失した場合に、通常の違約金とは別に端末違約金も発生するのです。
※端末のレンタル代は月額1,600円となります。
24ヶ月以上経過するとそれ以降端末代は無料となりますが、途中解約の場合、残月数×1,600円支払わなくてはいけません。
もしあなたがJPWiMAXを利用開始一ヶ月目に解約した場合、通常の違約金と端末違約金合わせて68,400円支払うこととなるのです。
JPWiMAXを利用する上で高額な違約金は十分注意してください。
選べる端末の種類が少ない
JPWiMAXで選択可能な端末は、モバイルルータータイプ・ホームルータータイプそれぞれで一種類のみとなっています。なお、最新端末は置いていません。
JPWiMAXで選べる端末は次の2つです。
モバイルルータータイプ
【W05】
出典:UQ Communications|Speed Wi-Fi NEXT W05
「W05」は2018年1月に発売さえた端末です。
現在の最新端末は2018年11月に発売された「Speed Wi-Fi NEXT WX05」となっており、W05はひとつ前の機種となります。
W05は最大通信速度758Mbpsに対応していますし、WiFiの設定が簡単なのがメリットです。
一方最新端末であるWX05は、「WiMAXハイパワー」や「WiFiの込み具合を確認し空いているチャネルに切り替える」といった機能に対応しています。
WiMAXは利用する場所や込み具合によって、通信速度が変わるものなので、いくら758Mbpsの最大速度といっても、電波の受信がわるいと十分パフォーマンスを発揮できません。
その点送受信性能が上がるWiMAXハイパワーに対応するWX05がおすすめなのですが、残念ながらJPWiMAXでは置いていません。
ホームルータータイプ
【L01s】
出典:UQ Communications|Speed Wi-Fi HOME L01/L01s
ホームルータータイプは、WiFi電波が強く同時接続台数も多いので、家庭での利用に向いているWiMAXルーターです。
「Speed Wi-Fi HOME L01s」も最新のホームルータータイプではありません。現在最新のルーターは「WiMAX HOME 01」です。
HOME01はWiMAXの送信電波の出力をアップする「WiMAXハイパワー」「ワイドレンジアンテナ」を搭載していることで、従来のモデルよりおよそ70%通信速度が向上しています。
以上の理由から最新端末が選べないのはデメリットです。
当日受取には対応していない
JPWiMAXの端末は最短即日発送となっていますが、申込み当日に端末を受取ることはできません。
一方店舗受取りに対応しているBroadWiMAXは、申込みしたその日のうちに受取ることが可能です。当然端末を受け取った時点でネットは使えます。
固定回線とは違い回線工事のないWiMAXですが、それでもより早く使えればインターネットが使えない期間が少なくなるため便利です。
以上のことから当日受取を希望する人はBroadWiMAXがおすすめです。
JP WiMAXとBraodWiMAXのキャンペーンはどっちがお得?
それぞれどんなキャンペーンを実施しているのか比べてみました。
よりお得で便利なのはどちらか見てみましょう。
JPWiMAXのキャンペーン
「Amazonギフト券10,000円」
JPWiMAXで実施中のキャンペーンはAmazonギフト券10,000円のみ。
Amazonギフト券によるキャッシュバックです。
他社のキャッシュバックの受取りは申込みから一年後ですが、JPWiMAXは契約後2営業日以内に発送されるため受け取りがはやいのがメリットです。
Amazonギフト券受取りまでの流れ
1.JPWiMAXに申込む
申込みはWEBフォームからとなります。
2.「ギフト券申請用URL」メールが届く
申込み完了後、登録したメールアドレス宛に「ギフト券申請用URL」が記載されたメールが届きます。
3.端末の発送
午前中までに申し込むと最短翌日の到着です。端末と同封の契約書には「契約ID」が記されています。こちらAmazonギフト券の申請に必要となります。
4.Amazonギフト券の申請
端末が届いた時点で申請可能です。申請日もしくは翌日までに「Amazonギフトコード」があなたのメールアドレス宛に届きます。
BroadWiMAXのキャンペーン
・初期費用0円のWEB割キャンペーン
・全端末無料キャンペーン
・違約金負担のお乗換えキャンペーン
BroadWiMAXで利用できるキャンペーンは3つです。
はじめにもお伝えしましたが、初期費用18,857円が無料となる特典です。詳しい条件については記事下の関連記事を参照してください。
全端末無料キャンペーンは、端末代が無料となるキャンペーンです。
JPWiMAXと違うのは端末がレンタルではないということ。
つまり途中解約しても端末違約金は発生しません。
※契約期間中の解約の場合、通常の違約金はかかります。
ちなみにBroadWiMAXでは最新端末を選ぶことも可能です。
違約金負担のお乗換えキャンペーンは、現在利用中のWiMAXプロバイダを解約し、BroadWiMAXに乗り換えることを条件に、最大19,000円違約金を負担してくれるという内容です。
JPWiMAX以外のプロバイダの違約金は最大19,000円のことがほとんどなので、違約金負担のキャンペーンを利用してBroadWiMAXに乗り換える人は多いです。
まとめ
お伝えしたように単純に実質金額だけで考えるならJPWiMAXはお得なのですが、高額な違約金や最新端末が選べないというデメリットはあります。
BroadWiMAXとの実質金額の差は6千円ほどですが、特に違約金が心配な人はBroadWiMAXを選んでみてはいかがでしょうか?
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