2019年2月23日 Broad WiMAX
BroadWiMAXで公衆無線LANの申込みはできない?代わりの方法は?
BroadWiMAXに申込みを考えている人で、公衆無線LANも合わせて使いたいという人もいると思います。
WiMAXの種類によっては、オプションサービスのひとつとして申込みできるプロバイダもあります。
そこでBroadWiMAXでも申込みできるのか気になるところ。
今回は公衆無線LANの注意点と合わせて解説します。
この記事の目次
BroadWiMAXで公衆無線LANは使える?
BroadWiMAXのサポートオプションには公衆無線LANが利用できる「Broad Wi-Fi-by エコネクト」と「wi2 300 Wi-Fi スポットサービス」があるのを知っていましたか?
しかし、2019年2月現在、残念ながらどちらのサービスも新規申込みをおこなっておりません。
なのでどうしても利用したい人は他の手段を考える必要があります。
そもそも公衆無線LANとは?
便利そうだけどいまいちどんなサービスかわからない、という人もいるはずなので公衆無線LANとはどんなものなのかまずは説明しましょう。
公衆無線LANは飲食店や公共交通機関で利用できる「WiFi」です。
ネットワークに接続できる機器(ノートパソコン・タブレット・スマホ・ゲーム機)を持っていればインターネットにアクセスすることができます。
料金は完全無料のものから有料のものまでさまざまです。
メリット
WiMAXルーターを忘れた場合や、バッテリーが切れてしまった場合でも、公衆無線LANの使える場所ならインターネットを利用することができます。
また、WiMAXには3日で10GBやひと月7GBのデータ量制限がありますが、公衆無線LANを使えばデータ量の節約も可能です。
その他WiMAXや4G LTEの電波が入りにくい場所では、場合によって公衆無線LANの方が快適に通信できるといったこともあります。
このようなメリットがあるわけです。
デメリット
便利な公衆無線LANにもデメリットはあります。
まずはセキュリティ面での不安から。
公衆無線LANによっては通信が暗号化されていなことがあります。
このような状態で個人情報を入力するサイトを利用した場合、最悪盗み見られてしまうかもしれません。
公衆無線LANを利用する場合は暗号化されているサービスを使い、それでも個人情報を入力するようなサイトの利用は避けることです。
また、接続先のURLを確認し「https://」となっているサイト(httpの後ろに「s」がついている)」だけアクセスするなどしましょう。
※「https://」はSSLと言い通信の暗号化を意味しています。
なお、有料の公衆無線LANサービスだから安全、ということではありませんのでお間違いなく。
次に回線の混雑です。
無料で利用することもできるため多くの人が通信します。
そのため回線が混雑しやすく通信速度が遅くなることも。
動画を見ているときに突然止まってしまったり、ダウンロードの時間が通常よりかかったりすることもあるということは覚えておきましょう。
BroadWiMAXで公衆無線LANを使うためにはどうすればいい?
先にお伝えしたように現在BroadWiMAXでは、公衆無線LANが利用できるサポートオプションの申込みができません。
それでは一切公衆無線LANの利用はできないのかと言えばそうではありません。
利用したいのであれば直接申し込めばいいのです。
公衆無線LANサービス
無料のもの
《セブンスポット》
セブン&アイグループの店舗で利用できる公衆無線LANサービス。
セブンスポット会員もしくは7iD会員に登録することで利用できます。
利用できる場所は、
・セブンイレブン
・イトーヨーカドー
・デニーズ
・Loft
・アカチャンホンポ
など。
インターネット接続時間は1回最大60分。1日3回まで利用できます。
利用するにはネットワーク一覧から「7SPOT」を選択し、その後画面の指示に従い進めればOKです。
《ファミリーマートのWi-Fi》
全国約16,500店舗のファミリーマートで利用できます。
利用するにはサービス提供エリアにてネットワーク一覧から「Famima_Wi-Fi」を選択。
その後画面の指示に従って利用登録すればアクセスできます。
1日あたり最大20分×3回まで利用できます。
《LAWSON Free Wi-Fi》
全国のローソンで利用可能な公衆無線LANです。
利用できる時間は1回60分×1日5回まで。
使い方はネットワーク一覧で「LAWSON_Free_Wi-Fi」を指定しその後は画面の指示に従い進めればOK。
なお、ローソンでは訪日外国人向けフリーWi-Fi「Japan Connected-free Wi-Fi」や各キャリアで提供する公衆無線LANサービスの利用もできます。
有料のもの
《Wi2 300》
全国最大20万カ所のスポットで利用できます。
月額定額プランの他、6時間/350円から利用できるワンタイムプランなど利用用途に合わせた使い方ができるので便利。
セキュリティについては、Wi2自社エリア内でWPA2による暗号化、ログイン情報はSSLによる暗号化に対応しています。
暗号化の有無についてはSSIDで判断できます。
暗号化されている | 暗号化されていない | |
SSID | ・Wi2_club(WPA2) ・Wi2premium_club(WPA2) ・UQ_Wi-Fi(WEP) ・mobilepoint(WEP) ・mobilepoint2(WPA2) |
・Wi2 ・Wi2premium ・wifi_square ・Wi2_free |
※SSIDとは無線LANアクセスポイントの識別子。機器側のネットワーク一覧で確認することができます。
料金プランは「月々362円」で全国6万ヶ所のスポットが利用できる「Wi2 300 月額定額プラン(初月無料)」と、「6時間350円~」 20万カ所以上のスポットで利用できる「Wi2 300 ワンタイムプラン」の2つ。
《ワイヤレスゲートWi-Fi》
駅・空港・飲食店など日本全国40,000ヶ所のスポットに加え、世界のFonスポットと合わせて2,000万カ所で使える公衆無線LANサービス。
セキュリティについて、ワイヤレスゲートWi-Fiの公式サイトでは「有料インターネットと同等のセキュリティが確保されている」と記載されています。とは言え、「一部スポットについては暗号化されていない」ともあるので注意して利用してください。
参考:WIRELESS GATE|サービス内容についてのよくあるご質問
料金は「月額580円」です。
利用できるSSIDの一覧は次の通り。
・mobilepoint
・mobilepoint1
・mobilepoint2
・Wi2
・Wi2_club
・eo
・eo_WPA2/EAS
・Fonエリア ※詳細は「Fonスポットについて」を参照してください。
《Yahoo!無線LAN》
JR駅構内・飲食店・空港など全国のBBモバイルポイントで利用できる公衆無線LANサービス。
中でも全国のマクドナルドで利用できるのでよく使う人におすすめです。
料金は月額500円。Yahoo!プレミアム会員だと200円となっておりお得です。
他社WiMAXで公衆無線LANのサービスが利用できるのはどこ?
公衆無線LANが利用できるオプションのあるWiMAXを紹介します。
当然オプションでなくても別途申込みすればよい話ですが、参考程度に読んでみてください。
UQ WiMAX
WiMAXの回線元であるUQ WiMAXでは公衆無線LANが利用できるオプション「UQ Wi-Fiプレミアム」があります。
こちらの特徴はWiMAX2+利用者ならだれでも無料で利用できるということ。
ただし申込みの必要がありますのでお忘れなく。
利用できるスポットは「UQ Wi-Fiエリア」と「Wi2エリア」となっています。
UQ Wi-Fiのエリアは主に鉄道(東海道新幹線・JR東日本・都営地下鉄)です。
Wi2エリアはWi2 300で利用できるスポットとなります。
詳細は下のURLを参考にしてください。
GMOとくとくBB
高額キャッシュバックキャンペーンで知られるGMOとくとくBBでも公衆無線LANのオプションがあります。
オプション名は「Wi-Fi(公衆無線LAN)接続(オプション)」。
UQ Wi-Fiプレミアムと同じく「UQ Wi-Fiエリア」と「Wi2エリア」で利用できます。
ただし、こちらは月額362円となっており有料です。
まとめ
今回お伝えしてきたようにBroadWiMAXで公衆無線LANオプションの申込みはできません。とはいえ別途申し込めばよいだけです。
ただし、利用する際はセキュリティに注意し大切なデータのやり取りは避けるのがベストです。
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