2019年1月11日 Broad WiMAX
BroadWiMAXとiPhoneを組み合わせて使うメリット・デメリット!
BroadWiMAXとiPhoneを組み合わせて使うことを考えている人もいるでしょう。
そこでメリット・デメリットをお話したいと思います。
結論から言うと一緒に使うのが便利ですし金額的にもお得です。
また、WiMAXプロバイダの中でなぜBroadWiMAXがよいのかも説明するので参考にしてください。
BroadWiMAXでiPhoneを使うメリットは?
ここで紹介するのは、BroadWiMAXに限らずWiMAXとiPhoneを組み合わせて使うメリットでもあります。
しかし、あえてBroadWiMAXを選択することで得られるメリットもありますので覚えておいてください。
下の3つがメリットです。
・iPhoneの通信量を気にする必要がない
・速度制限後の速度が緩い
・テザリングの必要がなくなる
・WiMAXでau 4G/LTEが使える
・BroadWiMAXは月額料金が安い
ひとつずつ見ていきましょう。
iPhoneの通信量を気にする必要がない
iPhoneに限らずスマートフォンではデータ使用料に注意しなければいけません。
各携帯キャリアではパケットの大容量プランもありますが、それでもひと月のデータ容量は決まっています。
□各キャリアの最大データ量
・ドコモ ウルトラデータLLパック:30GB/月
・au データ定額30:30GB/月
・ソフトバンク ウルトラギガモンスター+:50GB/月
それぞれ設定されているデータ量を超えると速度制限がかかります。
UQモバイルのような格安SIMでは、データ量を追加購入できますが、500MBで500円ですので安いとは言えません。
一方WiMAXは月々のデータ量に制限を設けていないため月間の通信量を気にするは必要ありません。
速度制限後の速度が緩い
携帯キャリアで速度制限がかかると最大速度は128kbpsに制限されます。
制限される期間は定められたデータ量を超過した日から当月の末日まで。
一方WiMAXでは月間のデータ量は定められていません。
ただし、3日で10GBの通信をおこなうと速度制限がかかります。
制限される期間は3日で10GBを超えた翌日18時~翌々日2時までの8時間です。
最大速度は1Mbpsに制限されます。
それぞれ制限後の最大速度「128kbps」と「1Mbps」ではできることがまったく異なります。
例えばYou Tubeの標準画質は1Mbpsで視聴できますが、128kbpsでは再生途中に止まってしまうことも。
スムーズに再生するためには1Mbpsは欲しいところです。
また、ネットサーフィンでもページの切り替わりや画像の表示がスムーズなのは1Mbpsの方です。128kbpsだと時間がかかります。
テザリングの必要がなくなる
テザリングとはスマホをルーター代わりとして、パソコンやタブレットなどの外部機器をネットに接続することです。
モバイルルーターを別途持ち歩かないでよいので便利なのですが、「速度制限にかかりやすい」「速度が落ちる」「バッテリーが減りやすい」というデメリットもあります。
一方WiMAXルーターなら先にお伝えしたように速度制限にかかりにくく、もし制限されても比較的快適に使うことができるので不満は少ない。
また、バッテリーの減りもiPhone(スマホ)と比べてWiMAXの方が遅い。
※現在発売中の端末「WX05」では最大14時間の連続通信が可能となっています。
テザリングのデメリット
1.速度制限にかかりやすい
外部機器はiPhoneを介してネットに接続するためデータ量を消費しやすい。
パソコン・ゲーム・タブレットなど接続する機器が増えると余計に消費します。
2.速度が落ちる
データ量を消費しやすいということは速度制限にかかりやすいということです。
速度制限を受ければ当然快適に使うことはできません。
3.バッテリーが減りやすい
WiMAXルーターと比べるとiPhoneやスマホのバッテリーは減りやすいのですが、テザリングすることでさらに減りやすくなります。
テザリングは充電切れのリスクが高まるのです。
WiMAXでau 4G/LTEが使える
携帯キャリアで使われる4G/LTE回線をWiMAXでも使うことができます。
使用するには端末の通信モードを「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えること。
ただし、月間7GB以上の通信をすると速度制限がかかり最大128kbpsまで落ちます。
BroadWiMAXは月額料金が安い
BroadWiMAXの月額料金とキャリアの料金を比較してみましょう。
月額料金 | |
BroadWiMAX |
0~2カ月目:2,726円 3~24カ月目:3,411円 25カ月目以降:4,011円 |
ドコモ | ウルトラデータLLパック(30GB):8,000円 |
au | データ定額30(30GB):8,000円 |
ソフトバンク | ウルトラギガモンスター+(50GB):5,980円 |
BroadWiMAXの料金が安いのがわかります。
しかもWiMAXなら月間データ量無制限なのでお得です。
なお各キャリアではデータプランの他にも通話プランの料金もかかります。
そこで少ないデータプランを選択し、BroadWiMAXと一緒に使うと料金をおさえることができます。
なお、WiMAXプロバイダは他にもありますが、ほとんどが月額4千円以上なので、BroadWiMAXがおすすめというわけです。
BroadWiMAXでiPhoneを使うデメリットは?
メリットがあれば当然デメリットもあるもので見てみましょう。
WiMAXルーターを持ち歩くことになる
持ち運びできるWiMAXルーターは小さいのですが、とはいえiPhoneの他にルーターも別途持ち歩かなければいけません。
WX05のサイズを参考に紹介します。「幅111×高さ62×奥行き×13.3㎜」「重さ約128g」です。
出典:UQ Communications
LTEと比較しWiMAX2+のサービスエリアは狭い
携帯キャリアで使われれているLTEと比べてWiMAX2+のエリアは狭い。
例えばauのエリアをWiMAX2+と比較してみましょう。
◆WiMAX2+
出典:au|au サービスエリアマップ
◆au 4G LTE
出典:au|au サービスエリアマップ
画像は北海道のサービスエリアを例に比較していますが、LTEの方が色の範囲が広いことがわかります。
その他のエリアについては下のリンクを参考にしてください。
なお、LTEはWiMAX2+よりも地下や建物の奥まで電波が届きやすいという特徴もあります。
WiMAXの最大速度は必ず出るものではない
現在WiMAXの速度は下り最大758Mbps・上り最大112.5Mbpsですが、これらの数値は理論上出せるというものであり、通常時出るわけではありません。
通常だと最大でも100Mbpsほどです。
機器を利用する環境によってはもう少し速くなることもあるでしょうし、その反対に遅くなる場合もあります。
契約更新月に解約しないと違約金が発生する
BroadWiMAXの契約期間は3年ですが、途中で解約すると違約金が発生します。
金額は最大19,000円です。
詳しくは記事の一番下関連記事「BroadWiMAXの解約方法!2万円以上の違約金に注意!」を参考にしてください。
まずはTry WiMAXで試すのもよい
BroadWiMAXにいきなり申し込むのではなく、はじめにWiMAXの使い心地を体験してみるのもよいでしょう。
そんなとき便利なのがUQ WiMAXの「Try WiMAX(トライワイマックス)」です。
Try WiMAXは15日間無料でWiMAXを試すことができるサービスです。
在庫があれば好きな端末をレンタルすることが可能です。
通常利用するのと同じく速度制限はありますが、au 4G LTEを使うこともできます。
実際にiPhoneと合わせて使ってみてください。
速度や端末操作など試した後、BroadWiMAXで申し込むのがおすすめです。
なお、UQ WiMAXは月額料金が高いのでやめておきましょう。
また、Try WiMAXでレンタルした端末は必ず期限までに返却してください。
延滞や破損、紛失があると機器損害金として20,000円請求されます。
Try WiMAXの申込みは下のリンクから。
まとめ
今回はBroadWiMAXとiPhoneを合わせて使うメリット・デメリットについて解説してきました。
WiMAXを使うことによるデメリットもありますが、料金・速度制限の緩さを考えるとやはり便利です。
特にプロバイダをBroadWiMAXにすると他社より料金を節約できます。
通信量の3日で10GBについて気になる人もいるかもしれませんが、10GBは意外と使えます。
出典:UQ Communications|WiMAX2+サービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について
↑の画像はYou Tubeの視聴時間です。
標準画質なら約47時間も視聴できます。
また、その他通信量をそれほど必要としないネットサーフィンやメールならまったく気にする必要ありません。
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