2018年1月26日 日本全国のWiMAXの実測調査
北信越+岐阜4泊5日のWiMAX計測旅~序章~
皆さんこんにちは。WiMAXの教科書、ライター担当のサジ丸と申します。
当サイトの運営において最初にもちあがった企画が、「男2人で日本一周しながらWiMAXの速度テストを全都道府県の全市区町村で行う」というものです。(ただし、全域が対象エリア外の場合を除く。)
やはり、日本全国でWiMAXの実際のスピードが分かることはとても有用ですよね。
そしてついでに「道ゆく中で有名な観光地に少し寄り道したりとか、ご当地の名物とかあったら食べたりもしよう」とも話しました。
WiMAXの実測だけでなく、同時に観光もしてしまおうという一石二鳥の日本一周計画はここから始まりました。
WiMAX計測方法
では具体的に旅の計画についてご説明していきましょう。
まずはWiMAXの計測方法についてです。
実際に利用するWiMAX端末
まず実際の端末がこちら。
実際に速度計測のテストで使用するWiMAX端末はW03(ホワイト)です。
仕様上では地域にもよりますが下り最大370Mbps対応※となっています。
※WiMAX公式によると、下り最大370Mbpsの提供エリアは「東京都渋谷駅周辺エリアから順次提供を開始し、愛知県名古屋駅周辺、大阪府梅田駅周辺、山手線主要駅周辺などへ拡大予定です」とのこと。370Mbps未対応の場合は、下り最大220Mbpsの高速通信にて利用可能です。
実際に利用する速度計測アプリ
次に、速度テストで使用する計測アプリはこちらを利用しました。
アプリの説明から引用させて頂くと、「Sppedtestなら、タッチ1つ、30秒で簡単に接続スピードテスト。
我が社のグローバルネットワークで、場所を選ばず正確なチェックが可能です。」とあります。
なるほど、良さそうですね。
方針を決める
旅には車を使います。旅費を浮かせるため車中泊したいという話から、HONDA「フリード」を購入。
さらに後部座席を取り外すなど大掛かりな改造を施して、、2人が横になって快適に眠るためのフルフラットなベッドスペースを作りました。
ベッドスペースの下の空間には、荷物を収納することもできるように工夫。
まず「今回の旅でいきなり最初から全国を巡るのは困難だろう」という判断から、大きく東日本と西日本に分類。その上で「1ヶ月間で西日本を全部制覇することは出来るか?」という話になり、それもまだまだ規模が大きすぎて大変。
そこで、はじめは試験的に北陸3県(福井・石川・富山)だけを回ることにしました。
期間はおおよそ3泊4日、時期は11月中旬に決まりました。
都道府県ごとに市区町村をまとめる
方針が決まったところで、次に福井・石川・富山の市区町村を調べてまとめます。
福井県が17、石川県が19、富山県が15の市町村があるということがわかりました。
また、同じルートを通って帰ると効率が悪いので、近隣の新潟・長野・岐阜・滋賀も同じく調べておきます。
それぞれ新潟県が37、長野県が77、岐阜県が42、滋賀県が19の市区町村があるということがわかりました。
長野県は面積も広く町や村がとても多いので、なかなか手強そうです。
ルートと旅程を決める
つづいて、実際に進むルートと旅程(日程)を決めていきます。
1日目
まず初日、北陸は福井県福井市からスタート。
国道8号線を北上して石川県に入り、能登半島まで日本海沿いを進んでいきます。
能登の先、珠洲市にて1日目は終了。
2日目
2日目は能登半島の東側を南下して、富山県に突入。
小矢部市〜南砺市〜砺波市と少し南側に寄り道した後また日本海側に戻って国道8号を東に進み、新潟県は糸魚川市に到着したら2日目終了です。
3日目
3日目、効率的に各都道府県を回ることを意識して、北陸をUターンして戻ってくるのではなく、国道148号線を南に進み長野県に入ります。
大町市〜松本市〜塩尻市〜岡谷市〜伊那市とその間にある多くの町村を巡って、駒ヶ根市まで到着したところで3日目は終了。
4日目
4日目は長野県をさらに南に進んでいき、飯田市を通過、阿智村まで到着したら国道256号に入り長野県の西側を北上します。
いくつかの町村を回っていき木祖村まで到着したら折り返して、また長野県を南下、その後岐阜県に入ります。
中津川市〜下呂市まで北東に進んで、下呂温泉に入ってあったまったところで4日目が終了です。
5日目
最終5日目。岐阜県を北上して高山市〜飛騨市〜白川村を通過、石川県を少し挟んだ後福井県に戻ってきます。
勝山市〜大野市〜永平寺町を回って帰ってきて、5日間に渡る旅の全行程が終了します。
はじめは「北陸3県、3泊4日の旅」とおおまかに決めていた旅。
計画を進めていくうちに、福井県は北東の一部、石川県・富山県は全域、新潟県の一部、長野県の西部、岐阜県は北東の一部をそれぞれ巡る「北信越+岐阜4泊5日の旅」となりました。
今回の旅でそれぞれ福井が6、石川が19、富山が15、新潟が1、長野が33、岐阜が6の市町村、合計6県で80の市町村を回ることになります。
なんだかとてもワクワクしてきましたよ。楽しみですね。
チェックポイントを決める
さらにチェックポイント、すなわち「WiMAXの速度テストをする地点」を決めていきます。
具体的には、市町村ごとに「主要な駅(市町村名が含まれているとさらに◎)」をピックアップ。
駅にする理由は「観光に訪れた人が電車を移動手段に使う場合、主に到着駅を基点として、次にどこへ行くかを考えるのではないか」、そして「その際に観光地をインターネットで検索するのであれば、そこでWiMAXを利用するのではないか」というのが駅をチェックポイントに決めた理由です。
主要な駅が見当たらない場合は、妥協案として市役所・町村役場や観光名所となるようなところを探して列挙していきます。
もちろん、地元在住の人もWiMAXを使う機会がありますからね。
80すべての市町村でこの作業を行い、そのうち大半は駅となりました。
どうしても駅が見当たらないところだけ役場など別の地点を当て込みました。
実際のルートは、このチェックポイントをもとにして進んでいきます。
地図にルートとチェックポイントをまとめあげる
書店で中部地方の地図を購入。
先ほどのチェックポイントを探して、順番にペンで○をつけていきます。そしてそれぞれの○を繋いでいくと…
今回の旅のための地図が完成しました!
出来上がったオリジナルの地図がこちら↓
この6県80市町村のチェックポイントを地図に書き入れてルートを繋いでいくところは、まるでパズルのピースを最後まで揃えていくような感覚。大変ではありましたがとても楽しかったです。
まとめ
このようにしてまず、第一段階である「北信越+岐阜4泊5日の旅」の計画が固まりました。
出発は11月中旬、秋の暮れです。夜はかなり肌寒いと思われるので、準備物などもしっかり余念がないようにしなければならないですね。
その他、必要な物などを揃えて出発の日を迎えられるようにしておきたいです。
<追記>そして月日は経ち…
2017年11月13~17日、5日間にかけて行ってまいりました!
↓実際に行ってきた記事はコチラ!↓
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